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検査項目
赤血球沈降速度(赤沈)

●検査の目的
 赤血球が試薬内を沈んでいく(赤沈)早さを見る検査です。例えば熱が出た時に風邪以外に様々な疾患が考えられるように、赤沈の速度が基準値をはずれるのは、体のなかで何らかの異常が起きていることを示します。この検査は、結核等の感染症や、様々な疾患の状態を把握する目的で行われます。赤沈速度が速くなる場合、二つの原因が考えられます。一つには赤血球が減っている状態。もう一つは、血漿成分であるアルブミンが減ったりガンマグロブリン、フィブリノゲン(疑固因子)という蛋白が増えている場合。こうした場合には、結核などの感染症の他、様々な疾患が考えられます。逆に、赤沈速度が異常に遅くなる場合には、多血症や凝固に異常があると考えられます。
●基準値
 男性で一時間に2〜10mm、女性では3〜15mmが基準。最低値は特に定められてはいませんが、極端に数値が低い場合(一時間に1〜2mmなど)には多血症やフィブリノゲンの低下が考えられます。
●異常値の場合に考えられる主な疾患
 基準値を超えた場合(赤沈速度が速い場合)には、結核などの感染症、リウマチ・膠原病などの慢性の炎症、貧血、白血病、悪性腫瘍、肝疾患などの存在が考えられます。逆に数値が低い場合には、多血症などが考えられます。
●受診時または検査時の注意点
 赤沈は、一般の血液学的検査の血液とは別に新たに採血して検査を行います。検査の際には他の血液学的検査と同様一時間以上は安静に過ごした後に採血を。
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