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検査項目
ALT

●検査の目的
 ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、前ページのAST同様酵素の一種です。ASTが心臓の筋肉や骨格筋、肝臓に多く含まれているのに対し、ALTは肝臓に一番多く含まれており、肝臓になんらかの異常があって細胞が壊れ過ぎていると、血液中にALTが漏れ出してきます。従ってALTで異常が認められた場合は、まず肝臓に問題があると考えられます。この場合もASTや総ビリルビン、アルカリフォスファターゼなど、他の検査値も考慮して診断します。
●基準値
 AST同様、1リットルの血液のなかに5〜40単位が基準。それより多い場合は異常です。激しい運動の後などに上昇する場合もありますが、しばらく安静にしていれば元に戻ります。
●異常値の場合に考えられる主な疾患
 ALTは、AST以上に肝臓の異常に敏感です。基準値より高い場合は、急性肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害、肝硬変、脂肪肝などの疑いがあります。特に急性肝炎では、AST同様2000〜3000単位といった高い検査値になることもあります。
●受診時または検査時の注意点
 ALTの異常は、無理な身体の使い方やアルコールの取りすぎの現れともいえます。検査をいい機会に、日頃不摂生をしていないかどうか、自分の生活を振り返ってみましょう。
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