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検査項目
アルカリフォスファターゼ

●検査の目的
 肝臓や、肝汁の通り道である胆道の異常の原因や種類を見分けるのに有効です。アルカリフォスファターゼ(ALP)はリン酸化合物を分解する働きを持つ酵素で、肝臓や小腸、腎臓、骨などの多くの臓器や器官に存在しています。これらの組織に異常があるとALPが血液のなかに漏れ出てくるわけです。
 この場合も、AST、ALTをはじめ、他の肝機能検査の結果をもとに、肝臓に異常があるか、、それとも胆道に異常があるのかを診断します。また、ALPの分布を調べて、どこに異常があるかを調べる検査もあり、ALPのアイソザイムと呼ばれます。
●基準値
 1リットルの血液のなかに115〜359単位が基準。成長期の子供や妊娠後期、食事や薬物などの影響で数値が高くなる場合もあります。
●異常値の場合に考えられる主な疾患
 基準値より高い場合には、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌などの肝臓系の病気や、胆道疾患(閉塞性黄疸、胆石症、胆道癌など)、さらに骨腫瘍、くる病、骨軟化症、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、尿毒症などの疑いがあります。また、低い場合には前立腺肥大、甲状腺機能低下症などの場合があります。
●受診時または検査時の注意点
 アルカリフォスファターゼには様々な方法があり、施設によって基準値も大きく変わります。同じ施設で定期的に検査を受けることにより、自分なりの基準値を把握してください。
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