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検査項目
アミラーゼ

●検査の目的
 アミラーゼはでんぷん(糖質)を分解して糖にする酵素で、主に膵臓、睡液腺、耳下腺から分泌されます。この酵素は血液に混じった状態で全身を回った後、腎臓でろ過され、尿に排泄されます。
 血液中、尿中のアミラーゼが増加した場合は、膵臓、睡液腺の細胞に異常があることを示しています。特に膵臓に炎症がある場合や膵管の通りが悪くなった場合に高い数値を示すため、膵炎や膵臓の腫瘍マーカー(病気の場合や程度を特定する検査)として有効です。
 アミラーゼ値に異常がある場合は背中に痛みがないかどうか確認することと、超音波検査やCT検査を行い、膵管が太くなっていないかどうかや膵臓の形に変化がないかどうかを調べます。
●基準値
 血液中のアミラーゼは、1リットルのなかに37〜125単位が正常。尿の場合は380単位が正常です。
●異常値の場合に考えられる主な疾患
 基準値より高い場合、急性膵炎、慢性膵炎、膵癌、膵嚢腫、耳下腺炎、慢性腎不全など。慢性膵炎の末期には基準値より低い数値を示します。
●受診時または検査時の注意点
 膵臓は胃の裏側にある臓器で、しかも自覚症状が少なく、癌の早期発見が難しい臓器です。近年発症率が高まっていますので、検査値に注意すると同時に背中の痛み、黄疸、体重減少などの小さな変化を見逃さないようにしましょう。
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