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*前日の午前11時までの予約が必要※協力=一般社団法人日本鉄道構内営業中央会食べて旅する!山陰線開通の明治35年(1902年)に創業した「米吾」。そのはじまりは江戸時代に営んでいた米屋と廻船問屋(屋号「米屋」)までさかのぼります。明治時代に入ると「米屋」を廃業し、板垣退助や小泉八雲なども訪れた旅館「米五館」を開業。明治45年(1912年)には閉鎖しましたが、以後「駅弁の米吾」として地元・米子の人々と深くかかわってきました。昭和30年代に入ると新しい駅弁を次々と発売。「かに寿司」「鯖寿司」「大山おこわ」など、山陰の新鮮な素材が活きたおいしさが好評で、旅行者だけでなく地元の人からも愛される名物弁当となりました。昭和54年(1979年)に販売を開始した看板の「吾左衛門鮓」は、廻船問屋を営んでいたときに、船の安全を祈願して船子たちに持たせた酢飯の弁当をヒントにつくり上げたものです。4年の歳月がかかった完成品はさらにおいしさを極め、駅弁としても贈答品としても高く評価されています。「吾*左衛門鮓鯖5貫(醤油)」は、鯖鮓ひと切れが食べやすいサイズで、旅のおともにピッタリです。▶司 えるのが「吾*左衛門弁当」で、まさに鳥取・米子を代表する駅弁です。ほかに、肉がメインの「牛めし弁当」や「大山どりの鶏三昧弁当」など、「米吾」の駅弁にはどれも地元鳥取の食材が活きています。この「吾左衛門鮓鯖」と「かに寿」、「大山おこわ」の3つを一度に味わ旅行者からも地元の人からも愛される老舗の駅弁〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-28 K.I.S飯田橋2階電話(03)5805-5250(代表) FAX(03)5805-5252毎月1日発行  1部85円(発行部数36,500部)米子駅「吾左衛門弁当」(1,728円)。「吾左衛門鮓 鯖、かに寿司、大山おこわ」の3種類が同時に楽しめ、海老フライ、かまぼこ、卵焼き、赤貝の煮つけなどのおかずも満載。肉厚の鯖と柔らかく炊いた昆布、酢飯とのバランスが絶妙の「吾左衛門鮓 鯖5貫(醤油)」(1,200円)。●本誌の文書、写真、図版等の無断転載・複製を禁じます。転載・複製をご希望の場合は本協会までご連絡ください。りんしょう犬さんスタンプ購入サイト*価格はいずれも税込調理場や従業員の衛生は、健康的な食への第一歩。「米吾」は、安心で安全な駅弁を届けるために衛生的な設備と徹底した衛生管理体制のもと駅弁づくりを続けています。原材料の品質管理についても、納入時の品質確認、目的に応じた適切な温度管理を徹底。社内に品質管理部門があり、検査設備およびマニュアルを完備し、従業員はこれらのマニュアルを遵守しています。食品衛生管理実施項目は、食品衛生講習会、食器類・調理場の汚染調査、工場の清潔維持、従業員の衛生、食品衛生点検など多岐に渡っています.徹底した管理体制のもと駅弁を製造。みんなどんどん使ってネ安心で安全な駅弁を届けるために医食同源もう一口!Information鳥取県「吾左衛門弁当」他

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