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ぎが、医書『宜せ瀬な直5月29日は「こんにゃくの日」。1989年に一般財団法人日本こんにゃく協会と全国こんにゃく共同組合連合会が制定した記念日です。こんにゃくの種芋の植え付けが5月ごろに行われること、「こ59んにゃく」と読む語呂合わせから、この日に制定したといいます。北陸支部より 2ら、チューリップ栽培に適した自然条件を備えています。砺波平野の中心部に位置する砺波市の春の風物詩として知られているのが、4月中旬から5月連休に、市内の「砺波チューリップ公園」で開催される「となみチューリップフェア」です。約300品種300万本のチューリップが色彩豊かに咲く国内最大級の花の祭典に、全国から多くの観光客が訪れます。中でも迫力満点の見どころは、15品種約21万本のチューリップによる大花壇の地上絵で、来場者を大いに楽しませてくれます。立山黒部アルペンルート「雪の大谷」をイメージした高さ4メートル長さ30メートルの「花の大谷」も、チューリップの回廊として毎年大人気のスポット。そのほか、砺波発案の水耕栽培花壇「水上花壇」や日本最大級の「五連揚水水車」がある「水車苑」など、すべてのエリアで可愛らしく揺れるチューリップを楽しむことができます。300品種が集められた「彩りガーデン」や「オランダ風花壇」、「こもれびガーデン」なども見逃せません。春の砺波は、チューリップ畑が一面に広がり、まるで花のじゅうたんを広げたような華やかさです。鮮やかに咲くチューリップを見に出かけてみませんか。チューリップ栽培が行われており、現在は県花にもなっています。はじまりは大正7年(1918年)東砺波郡庄下村(現在の砺波市)の10球の球根からで、先人の努力の結果、水田裏作の特産物となったのです。県西部の庄川の流域に開けた扇状地を中心に広がる砺波平野は、水はけがよく、気候も冬は積雪により地中の温度・湿度が一定になり、春は日照量が多く雪解け水も豊富なことかチューリップの球根出荷量日本一を誇る富山県では、古くから北から南から主成分はグルコマンナンという食物繊維の一種で、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を抑える働きが期待でき、有害物質の停滞時間を短くして、腸壁を刺激し、スムーズな排便を促します。また、100グラムあたり5~8キロカロリーと低カロリーで、糖質も100グラムあたり約0.1~0.3グラムと、かなりの低糖質。適度な弾力があることから、よくかんで食べることにつながり、脳の満腹中枢を刺激し、腹持ちもよく、ダイエットに適した食材といえます。コレステロールと糖を抑制する効能を持ち、糖尿病や高血圧、動脈硬化の予防も期待できます。戦国時代の医師・板こんにゃく、玉こんにゃく、糸こんにゃく(しらたき)、粒こんにゃくなど、用途に応じて選ぶことができ、おでんや田楽、煮込みなどの定番料理以外に、チャーハンやハンバーグ、炊き込みご飯の具としても活用可能です。どう道ざん三●砺波チューリップ公園富山県砺波市花園町1-32アクセス 電車:JR城端線砺波駅から徒歩約15分まぞう草きん禁ほん本写真提供:砺波市しょう』に「こんにゃくは消かちま曲渇(現在でいう糖尿病)や腫れ物、中風(脳卒中)に効く」と書いていることからも、古くから知られた健康食品であることがわかります。カルシウムを効率よく摂取でき、骨粗しょう症予防やストレス軽減にも役立つといわれているこんにゃくですが、これはこんにゃくに含まれるカルシウムは酸に溶けやすく、体内に吸収されやすいからです。とくに生芋こんにゃく(こんにゃく芋を乾燥させた粉でつくったものではなく、すりおろしたこんにゃく芋からつくるこんにゃく)は、セラミドを豊富に含んでいるため、美肌効果も注目されています。砺波チューリップ公園富山県石川県氷見富山湾高岡砺波白山小松たは無料シャトルバスで約5分 車 :北陸自動車道高岡砺波スマートICから約7分 、砺波ICから約5分富山見渡す限りのチューリップに包まれる「花の大谷」。色とりどりのチューリップが青空によく映える「砺波チューリップ公園」に隣接する「五連揚水水車」とチューリップ可憐なチューリップが水上に咲く「水上花壇」from North to South15■ LABO – 2023.05Healthy Life5月29日はこんにゃくの日食べてからだの内側からキレイになる色鮮やかなチューリップの祭典「となみチューリップフェア」

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