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■ LABO – 2023.0913群馬県妙義山です。奇岩怪石が織りなす景観は日本三大奇勝に数えられており、険しい岩肌と色づきはじめの樹木のコントラストが美しく感じられます。関東平野を見下ろす景色はとても爽快です。皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など、題材は問いません。郵送またはEメールで下記の宛先へお送りください。ご応募の際は本協会ホームページの「協会紙『ラボ』の紹介」ページから「『わたしの一枚』応募用紙」を出力し、必要事項を記載の上、ご応募ください。お寄せいただいた中から優秀な作品については、●表紙を含む本紙上、●本協会の各種出版物、●本協会ホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000円)をお送りします。写真原稿は返却いたしません。また、写真作品の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、本協会は、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。・宛先・ 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-28K.I.S飯田橋2階 一般社団法人 日本衛生検査所協会「ラボ写真公募」係Eメール:info@jrcla.or.jp  協会HP:http://www.jrcla.or.jp/わたしの一枚「妙義山」新型コロナの影響などで懸念されていることのひとつに、日光を浴びる機会が減ったことによるビタミンD不足があり、ビタミンD不足でとくに心配されるのが高齢者に多い骨粗鬆症です。骨粗鬆症になると骨がスカスカの状態になり、ちょっとした転倒でも骨折につながり、そこから寝たきりになってしまうことが少なくありません。免疫力が向上する、アレルギー症状を改善するなどさまざまな健康効果が期待できるビタミンDには、食べ物からカルシウムを吸収しやすいようにサポートし、丈夫な骨や歯をつくるという役割もあります。ビタミンDが不足すると、血液中のビタミンD濃度が低下し、腸管からのカルシウムの吸収が妨げられて、血液中のカルシウムが不足してしまいます。すると、からだはこのような状態を避けようとして骨に蓄えられているカルシウムを溶かして血液中へと流してしまうため、骨密度の減少が起きてしまうのです。骨粗鬆症の予防に大切な役割を担っているビタミンDは、魚類やきのこ類などから多く摂取できますが、日光浴で紫外線を浴びることにより、体内で生成することもできます。そして、体内のビタミンDの量は、紫外線を浴びる量によって変化します。紫外線の量は季節により異なります。1年のうちで日照時間が短くなる11月から3月にかけては、紫外線量が減少するため、血中のビタミン濃度は低下。また、紫外線量が多い日中は、血中のビタミンD濃度は高いのですが、夜は紫外線量が少なくなるため、血中のビタミンD濃度は低くなる傾向があります。さらに高齢になると、同じ時間紫外線を浴びても十分なビタミンDをつくることができなくなります。高齢者は生活の中に日光浴を上手に取り入れ、ビタミンD不足にならないよう注意したいものです。※紫外線の浴びすぎや、ビタミンDの摂取過多に注意してください。My PhotoHealthy Life日光浴でビタミンD不足を改善!―骨粗鬆症リスク緩和へInformation一般公募「わたしの一枚」荒井 三男さん(東京都)

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