Labo_537
13/16

血液、尿、便の情報の大切さを実体験する「こども霞が関見学デー」は、親子のふれあいを深め、子どもたちが広く社会を知る体験活動の機会を得るための取り組みです。新型コロナのため、臨床検査振興協議会は4年ぶりの参加となりました。 今年も厚生労働省より同会へ出展要請があり、日本衛生検査所協会、日本臨床検査医学会、日本臨床検査薬協会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査専門医会の会員5団体が、それぞれアイデアと力を出し合い、ブースを設営しました。 子どもたちは自分の体の中の血液、尿、便の検査に触れることができ、検査についての貴重な学びの時間になったのではないでしょうか。 13■ LABO – 2023.10会場では、お■いのTシャツを着て、説明役、ガイド役を務めた会場設営は、5団体の協力で行われた。協議会のキャラクター「りんしょう犬さん」は大活躍!検査結果の書き込み用紙。会場を1周して書き込み、でき上がり!おしっこのもとは血液?「おしっこのもとが血液?」「じゃあ何でおしっこは赤くないの?」、子どもたちの疑問が次々に出てきます。「おしっこのもとが血液で体を巡って出てきたものだから、体の中の情報がいっぱいなんだよ」と説明されて納得!おしっこの色何色になるかな?「健康な人のおしっこは透明なの?」――、子どもたちから質問が飛びます。「じゃあ、実験をしてみましょう」と試験紙を用いて検査開始。尿は、食事や飲み物、薬などで淡い色から黄褐色まで変化することを確認できました。紙粘土のうんちで検体採取にトライ!紙粘土でつくった本物そっくりのうんちに、子どもたちは興味を示します。「うんちにも体の状態を知る大切な情報がいっぱいだから、上手に容器に移してね」――、うんちと真剣に向き合う子どもたちでした。自分用検査結果のでき上がり「こども霞が関見学デー」の展示メニューは、血液細胞を分類し、尿(おしっこ)を検査して、便(うんち)の検査をする。とても刺激的な体験ができたはずです。「おしっこはどこでできるの?」「尿(おしっこ)の検査をしよう」「便(うんち)の検査をしよう」「りんしょう犬さん」と一緒にはい、ポーズ!のコーナーのコーナーのコーナー臨床検査体験、終了!会場の見取図

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る