14わたしの一枚「日光東照宮」大城 光子さん(東京都)ゴボウはキク科の多年草で、葉は高さ70センチから1メートルほど、地中の根は1メートル以上にもなり、私たちが食べているのは根の部分です。古くからヨーロッパや中国などで薬草として用いられてきましたが、食用としているのは日本や韓国などごく一部の国だけです。腸の動きを活発にする食物繊維の含有量が野菜の中でトップクラスのゴボウは、腸の善玉菌を増やすオリゴ糖も多く含みます。食物繊維は食物の腸内通過時間を短くするため、大腸がんの予防効果も期待できますし、便秘の予防や改善に役立ちます。食物繊維の中でも「イヌリン」と呼ばれる水溶性食物繊維が多く含まれていて、食後の血糖値を上げにくく、糖尿病の人にもおすすめです。ただ、ビタミン含有量が少ないため、栄養効果を高めるためには、ニンジンと一緒にきんぴらにしたり肉や野菜と合わせて調理し皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など、題材は問いません。郵送またはEメールで下記の宛先へお送りください。ご応募の際は本協会ホームページの「協会紙『ラボ』の紹介」ページから「『わたしの一枚』応募用紙」を出力し、必要事項を記載の上、ご応募ください。お寄せいただいた中から優秀な作品については、●表紙を含む本紙上、●本協会の各種出版物、●本協会ホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000円)をお送りします。写真原稿は返却いたしません。また、写真作品の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、本協会は、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。・宛先・ 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-28K.I.S飯田橋2階 一般社団法人 日本衛生検査所協会「ラボ写真公募」係Eメール:info@jrcla.or.jp 協会HP:http://www.jrcla.or.jp/2023.12 – LABO ■徳川初代将軍・徳川家康公を御祭神におまつりした神社である日光東照宮。表門を入ってから見える国宝の陽明門は、日本を代表する最も美しい門といわれています。境内は、自然の地形を生かして参道や階段があり、荘厳な空間がつくり出されています。社殿群は平成11年12月「世界文化遺産」に登録されました。たりすることをおすすめします。ゴボウの旬は秋から冬。おせち料理にも欠かせない食材で、関西では「数の子、黒豆、たたきゴボウ」が祝い肴三種とされ、たたきゴボウにはたたいて開くことから、「開運」の意味が込められているのです。また、地中に根を張り力強く成長することから「延命長寿」「根気がつく」「家の土台がしっかりする」などといわれ、縁起のいい食材です。ゴボウの個性のひとつが独特の香りで、みそ汁や炊き込みご飯などにほんの少し入っていてもすぐにわかるほどです。風味を生かすコツは、包丁や皮むき器で皮をむかず、タワシでこすってきれいに洗うか、包丁の背で軽くこそげ落とすことです。まっすぐで太さが均一、傷やひび割れがなく、ひげ根が少ないものを選んでください。My PhotoHealthy Lifeゴボウが美味しい季節。たっぷりの食物繊維で健康生活!Information一般公募「わたしの一枚」
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