第42回近畿支部臨床検査大会は、新型コロナウイルス感染症拡大により、ホテルでの開催を控えていたため、4年ぶりの一堂に会しての大会となりました。これまでどおり、記念式典と学術研究発表会の2部構成で行われ、第2部となる学術研究発表会は、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会近畿支部との合同で、紀の国にて開催されました。兵庫県、和歌山県、京都府等の近畿地域の臨床検査技師会の代表の方々が来賓としてご臨席。冒頭、大会会長挨拶に立った広田周一支部長は、「新型コロナウイルス感染症は医療界に迅速な対応を求め、私たちはこの得体の知れない病気に直面する恐怖がある中、皆が結束し、乗り越えることができました。医療団体、医療従事者の活躍は大きく誇れると断言できるでしょう。今後も多くの方々と連携し、臨床検査の普及に尽力してまいります」と述べました。日本臨床衛生検査技師会近畿支部勝山政彦支部長の来賓祝辞があり、東俊一副会長の挨拶のあと、日衛協認定士の授与が行われ、式典は閉幕しました。特別講演に移り、講師に迎えたのは戦場カメラマン・フォトジャーナリストの渡部陽一氏。『戦場からのメッセージをあなたに』と題して、ファインダー越しに見た命の現場を、戦禍で生きる子どもたちを主役にして温かく語りかけました。会場を変えての懇親会。和歌山県臨床検査技師会田中規仁会長による乾杯のご発声。久しぶりの笑顔の宴の中、佐守友博副支部長の閉会の辞で閉幕しました。コロナ禍を経ての4年ぶりの開催さらなる親睦を深め、医療の一翼を担う5●①●⑤●②●⑥●⑨●③●⑦●⑩●④●⑧●⑪①近畿支部臨床検査大会会場風景 ②大会会長の挨拶を行う広田周一支部長 ③来賓挨拶を行う日本臨床衛生検査技師会近畿支部勝山政彦支部長 ④来賓挨拶を行う日衛協東俊一副会長 ⑤特別講演を行った戦場カメラマン・フォトジャーナリストの渡部陽一氏 ⑥東俊一副会長より日衛協認定士の授与が行われた ⑦多くの来賓の方々が臨席 ⑧懇親会で乾杯の発声を行った和歌山県臨床検査技師会田中規仁会長 ⑨閉会の辞を述べた佐守友博副支部長 ⑩懇親会会場。多くの人が参集した ⑪大会関係者イチ押しのローストビーフをはじめ多くの料理が並んだ京都・渡月橋11月6日に催された記念式典には、大阪府、滋賀県、10月21日、22日の両日、和歌山市内のホテルアバローム近畿支部令和5年11月6日(月)ホテルグランヴィア京都京都府京都市他支部、関係団体と情報を共有し検査業界のより大きな発展を図る
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