●6令和5年度の中部支部臨床検査普及月間大会は、11月8日に三重県四日市市で開催されました。学術研究発表で大会の幕を開け、研究発表は2部構成で6演題。『体腔液細胞診検査における腫瘍マーカーの有用性』『新型コロナPCR検査において判定不能となる検体の前処理法の検討』など、いずれの研究発表も今後につながる有意義なものばかりでした。続いて特別記念講演。講師を務めたのは、四日市諏訪商店街振興会組合の専務理事で、水谷仏具店社長の水谷武生氏。『宿場町・湊町・動く街』をテーマに、江戸時代には宿場町として栄え、明治以降に急速な近代化を進め、県内随一の都市として発展している「四日市」を、画像を用いながら解説されました。引き続き記念式典へ。横山強支部長が挨拶に立ち、「コロナ禍の中、2020年より多くの皆さまが集まっての大会は控えておりましたが、ようやく今年は、このような形で開催することができました。本大会は、臨床検査の必要性・重要性の訴求・普及を目的としています。今後とも協会活動へのご協力をお願いいたします。そして、2024年5月29日に開催されます定時総会は、中部支部の担当です。こちらへのお力添えも併せてお願いいたします」と述べました。四日市医師会永田雅裕事務長、三重県臨床検査技師会山本幸治会長、日本衛生検査所協会東俊一副会長の来賓祝辞のあと、永年勤続者表彰、生涯学習通信講座資格認定証授与が行われ、記念式典は閉幕しました。懇親会に移り、今井利光副支部長の乾杯の発声で開会。多くの料理が並び、和やかな雰囲気の中、中部支部検査大会は、無事終了となりました。臨床検査の必要性・重要性を訴求しさらなる業界の発展に尽力を!●⑤●⑨●⑫●④●③●⑧●⑪●⑩●②●①●⑦●⑥①中部支部検査大会会場風景 ②大会会長の挨拶を行う横山強支部長 ③来賓祝辞を述べる四日市医師会永田雅裕事務長 ④来賓祝辞を述べる三重県臨床検査技師会山本幸治会長 ⑤来賓祝辞を述べる日本衛生検査所協会東俊一副会長 ⑥特別記念講演は四日市諏訪商店街振興会組合専務理事、水谷仏具店社長の水谷武生氏 ⑦永年勤続者の表彰 ⑧⑨学術研究発表は2部構成で行われた ⑩生涯学習認定証の授与 ⑪懇親会で乾杯の発声をする今井利光副支部長 ⑫懇親会会場には多くの関係者が参集。美味しい料理に舌鼓を打ちながら和やかな談笑が続いた四日市市の工場地帯四日市商工会議所会館三重県四日市市臨床検査の普及・振興に努め中部支部コロナ後の新しい検査の道へ邁進する令和5年11月8日(水)
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