Labo_541
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や88日本衛生検査所協会の日本臨床検査専門学院において開講されていた、第 ■期「生化学コース」が、令和5年■■月■■日をもって無事終了しました。3カ月にわたる生化学に関する■■回のカリキュラムは、「サンプリング(プレアナリティックフェーズ)での諸問題」から始まり、「炎症マーカー」「生化学検査のPOCT」など、検査の現場ですぐに役立つように構成されており、今期も意義のある学習の場となりました。■■■■■■日本臨床検査専門学院第 ■期「生化学コース」修了式的な景色を見ることができます。「霞ヶ城公園」の園内には、400本のソメイヨシノが植えられ、「日本さくら名所100選」にも認定されています。江戸時代以前に築城された「丸岡城」天守は1948年(昭和23年)の福井大地震で倒壊しましたが、1955年(昭和30年)に天守の部材を70%以上再利用して組み直され、見事修復再建。日本全国に12城しかない「現存天守(現存十二天守)」として北陸地方で唯一現存する貴重な天守は、国の重要文化財に指定されています。天守石垣のそばには「一筆啓上 せ」と刻まれた石碑が建てられていますが、これは、徳川家康の家臣として仕えた本多作左衛門重次が、陣中から妻に宛てて送った手紙として有名です。この手紙をモチーフに、日本の手紙文化の復権を目的とした「一筆啓上賞」が始まりました。「丸岡城」の外観は二階建てに見えますが、内部は三階建て(二層三階)となっており、最上階三階の望楼からは、丸岡の城下町をはじめ坂井平野を一望することができます。天守内は最上階まで自由に見学することができ、撮影も可能です。歴史の魅力あふれる「丸岡城」に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。「丸岡城」は、戦国時代の*1576年(天正4年)に一向一揆の備えとして、織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築城させた、別名「霞ヶ城」と呼ばれる城です。「霞ヶ城」の名の由来は、合戦時に大蛇が現れて霞を吹き、城を隠したという伝説によるものですが、現代でも満開の桜が咲くと、霞がかったような幻想火の用心 お仙泣かすな 第48期「生化学コース」は、4年前より導入したウエブ会議システムZoomを使ったリモートで行われました。9月ネーターを務めた高木康先生の講義で最終となり、講義終了後修了式へ。今期より学院長に就任された山田俊幸先生より挨拶と総括が述べられました。「今期より学院長となりました山田です。今期のコースは、高木康先生のご尽力により、生化学の検査について、20講義が組まれました。リモート形式での講義に、講師、受講者ともどもかなり慣れ馬肥こてきた感があり、遠隔であるにもかかわらずスムーズに進行することができました。皆さまのご協力に感謝いたします。この形式での講義に関しては、仕事中でも参加しやすい、会場への移動時間がなく集中して講義を聴けたなどと非常に好評で、数多くの方に参加していただくことができました。これからも、『生涯学習』の大切さを理解して、大いに励んでください。また、本講義を職場に持ち帰り、周りの方たちにもフィードバックしていただければと思っています」高木康先生からは、「生化学の分野は自動化が進んでいますが、臨床の現場では基本の検査であることに変わりはありません。学んだ知識を現場で大いに活用してください」と挨拶がありました。学術委員会の近本陽一委員長は、「本学院の受講者も年々増え、本日、修了証書を授与された学院生が32名、特別受講た。新しいテクノロジーを学び、レベルアップを図ることは重要です。今後も積極的に参加して、学んでいただけたらと願います」と述べました。3カ月の長丁場の講義は、滞りなく終了しました。生として延べ156名が受講されまし北陸支部より北陸自動車道芦原温泉駅丸岡城JR北陸本線九頭竜川丸岡駅福井駅丸岡ICfrom North to South●②●③■ LABO – 2024.02●①①修了式の挨拶をする山田俊幸先生 ②コーディネーターを務めた高木康先生 ③「積極的に参加してレベルアップを図ってください」と近本陽一学術委員長 ④受講者はZoomでの参加となった15*坂井市教育委員会の学術調査(2019年)により、現在の天守は江戸時代の寛永年間(1624~1644年)に整備されたことが判明しました。13日から始まり、12月19日にコーディ 駅からバスで約20分車:北陸自動車道丸岡ICから約10分TEL:0776-66-0303ウェブサイト:https://maruoka-castle.jp/ ●丸岡城福井県坂井市丸岡町霞町1−59料金:大人450円、小・中学生150円アクセス:電車:JR北陸本線丸岡駅からバスで約10分、   福井駅からバスで約60分、芦原温泉まるで満開の桜に浮かんでいるような「丸岡城」天守に続く石段の角度は約29度天守内の階段は、1階から2階に上る階段が65度、2階から3階への階段は67度と、全国でも珍しい急階段福井大震災で落下した石製の鯱が、天守登り口の階段脇に置かれている■■■■■■■桜がつくり出す霞の中に浮かぶ「丸岡城」

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