2024.04 – LABO ■14山中湖親水公園から湖越しに見た富士山です。遮るものもなく、冬の雪の積もった富士山とは別の雄大な全景を見ることができます。公園には遊歩道があり、湖の周りをゆっくりと散歩をしながら富士山を眺めることができます。わたしの一枚「山中湖から見る富士山」げっぷ、食欲不振、吐き気などもあります。・みぞおちの痛み:食べ物や胃酸などの刺激によって、みぞおち付近に痛みを感じる。・早期満腹感:胃は通常、食事を始めると胃の上部がふくらんで食べ物を取り込めるようになるが、機能性ディスペプシアでは胃の上部が広がらないことがあり、少し食べただけでもお腹がいっぱいになってしまう。My Photo―検査では異常がないのに胃の不調が続く「機能性ディスペプシア」とは、胃が痛い、胃がもたれるなどの症状が続いているのに、胃カメラなどで検査をしても異常が見つからない病気です。「ディスペプシア」はギリシャ語で消化不良を意味し、以前は「神経性胃炎」、「慢性胃炎」などと呼ばれていました。近年はこれらの病気とは別の1つの病態として診断・治療が行われ、2013年からは健康保険が適用されるようになりました。おもな症状は次の4つで、これらのほかに胃の不快感、牧 裕司さん(山梨県)・胃もたれ:食べ物の消化や移動に時間がかかるようになり、胃の中に長くとどまって胃もたれが起こる。・みぞおちの灼熱感:胃の粘膜が刺激に敏感な状態になり、胃酸の刺激でみぞおち付近に熱く、焼けるような不快な症状が起こりやすくなる。胃の機能は自律神経によってコントロールされており、強いストレスがかかるとバランスが乱れてしまいます。その結果、胃の働きが低下したり胃粘膜が過敏になったりしてさまざまな不調が現れます。生活の乱れは自律神経の乱れを引き起こしますので、適度な運動、規則正しい生活など、生活習慣の改善を心がけることは非常に大切です。機能性ディスペプシアは近年増加傾向にあり、現在、日本では約10人に1人の割合で患者がいるといわれています。症状が長引くようであれば、医療機関に相談することをおすすめします。Information一般公募「わたしの一枚」皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など、題材は問いません。郵送またはEメールで下記の宛先へお送りください。ご応募の際は本協会ホームページの「協会紙『ラボ』の紹介」ページから「『わたしの一枚』応募用紙」を出力し、必要事項を記載の上、ご応募ください。お寄せいただいた中から優秀な作品については、●表紙を含む本紙上、●本協会の各種出版物、●本協会ホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000円)をお送りします。写真原稿は返却いたしません。また、写真作品の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、本協会は、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。・宛先・ 〒112-0004東京都文京区後楽2-3-28K.I.S飯田橋2階 一般社団法人 日本衛生検査所協会「ラボ写真公募」係Eメール:info@jrcla.or.jp 協会HP:http://www.jrcla.or.jp/気になるコトバ【 機能性ディスペプシア 】
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