Labo_No.557
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レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の一節、「雨を感じるためにカッパを着て散歩しよう」この言葉に心を動かされ、子どもたちと一緒に雨の公園へ出かけることにしました。子どもたちは足元のぬかるみを気にすることなく、楽しそうに手をつなぎながら歩き続けます。「雨の日もこんなに楽しいんだね」ふとしたときに子どもの強いまなざしを感じる。その先にあるものを一緒に探そう―。雨のお散歩10宮城県岩沼市生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。博報堂プロダクツにてアシスタントを経て、(株)ワールドフォトプレス入 社。スタッフフォトグラファーを6年間務め 、フリーランスフォトグラファーとして、現在、広告・雑誌・オウンドメディアを中心に活躍中。商品撮影が多い中 、プライベートでは、自然の中の子どもをテーマに作品を制作中。著書『 たった 1 日で カ メ ラ が わ か る』(SBクリエイティブ)。2025年1月号から1年間、本誌『ラボ』の表紙も担当する。西 川 節 子にしかわ・せつこ「 そ り 遊 び 」表 紙D ATA令 和 医 新2025.06 – LABO ■都会で育つ子どもたちを連れて久しぶりに帰省。私が幼少期に遊んだ思い出の芝生の丘へと足を運びました。広々とした緑の中、子どもたちは「そり遊び」にチャレンジ。最初は恐る恐る滑っていましたが、そのスピードと爽快感に大興奮! 撮影地:宮城県岩沼市6MySpecial Moment『まなざし』

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