血液、尿、便の検査について臨床検査技師から学ぶ 「こども霞が関見学デー」は、親子のふれあいを深め、子どもたちが広く社会を知る体験活動の機会を得るための各省庁の取り組みです。臨床検査振興協議会としては、今年で8回目の参加となりました。今年も厚生労働省より臨床検査振興協議会への出展要請があり、日本衛生検査所協会、日本臨床検査医学会、日本臨床検査薬協会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査専門医会の5団体が、検査関連団体らしいアイデアと協調力を出し、ブースを設営。子どもたちは自分の体の中の血液、尿、便の検査について、臨床検査技師から直接学ぶことができ、とてもワクワクする時間になったのではないでしょうか。 ■ LABO – 2025.1013紙粘土のうんちで検体採取にトライ!新型コロナの検査方法PCR検査についても学ぶ血液中のブドウ糖の量を血糖測定器でチェック!臨床検査体験、終了! 会場設営は5団体の協力で行われた。多くの来場者へ親切ていねいに対応会場では、ガイド役を担った検査技師たちがお□いのTシャツとサンバイザーで大奮闘!紙粘土でつくった本物そっくりのうんちに、子どもたちは興味津々。「うんちにも体の状態を知る大切な情報がいっぱい。上手に容器に移してね」――、紙粘土のうんちと真剣に格闘する子どもたちでした。猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の検査方法のPCR検査についても学びます。実際に用いられる鼻腔ぬぐい液を採取しての抗原定性検査を、練習用のキットで体験。熱心にトライする子どもたち。元気に活動できるのはごはんやおやつを食べてエネルギーにしているから。食べたものは胃を通って小腸で栄養とうんちになるけど、その栄養が体の隅々の細胞まで運ばれないこともあることを理解しながら、糖の検査にチャレンジ! 「うんちの検査をしよう」のコーナー「コロナウイルスの検査」のコーナー「糖尿病ってなに?」のコーナー会 場 の 見 取 図
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