Labo_No.561
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14一般公募「わたしの一枚」わたしの一枚毎年10月8日は「骨と関節の日」です。ホネのホが十と八にわかれること、そして「体育の日」に近く、骨の健康にふさわしい季節であることから日本整形外科学会によって定められました。関節は骨と骨のつなぎ目の動く場所で、関節を動かすことで、歩いたりしゃがんだり物をつかんだりといった動作が可能になります。骨や関節が衰えると骨粗鬆症や変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などが起こりやすくなり、運動器が衰える「ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)」にもつながります。この記念日をきっかけに、骨と関節の健康について考えてみてはいかがでしょうか。骨や関節を強くするためには、カルシウムを十分に摂取することが大切です。通常、血液中のカルシウム量は一定の必要量が保たれているのですが、不足すると骨の中に蓄2025.10 – LABO ■皆様からの写真作品の投稿をお待ちしています。健康的な家族や季節の風景や風物、元気な子供たちの明るい笑顔など題材は問いません。お寄せいただいた中から優秀な作品については、表紙を含む本誌上、本協会の各種出版物、本協会のホームページ等で紹介させていただくとともに、図書カード(3000 円)をお送りいたします。写真原稿は返却いたしません。また写真の著作権は本協会に無償で帰属するものとします。なお、応募により取得した個人情報を応募者への連絡、作品の掲載時以外には利用いたしません。①フォームより投稿②応募用紙を出力し必要事項を記載の上郵送または E メールのいずれかでご応募ください。ご応募はこちらから⇒鹿島 章生さん(福島県)会津三島町。『宮下アーチ三兄(橋)弟』。上段:国道252号線(新宮下橋)、中段:JR只見線(大谷川橋梁)、下段:県道237号線(宮下橋)。紅葉時期を狙っていたのですが、紅葉の時期が終わってしまったあとに訪れました。えられているカルシウムの一部が溶けて、血液中のカルシウム量を補います。つまり、血液中のカルシウム量が十分でないと骨の中のカルシウムは減少し、その結果、骨粗鬆症などの疾病につながりかねないのです。そして、骨の中のカルシウム量を増やすために重要な役割を果たしているのがビタミンDです。ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を活性化させ、カルシウムを骨に蓄える働きを助け、カルシウムが尿中に排出されないように再吸収する役割も担っています。骨量は男女ともに50歳ごろから減少し、とくに女性は50歳前後の閉経後、骨量が急激に減少します。生活習慣病のある人や過度のダイエットをしたことがある人、家族歴のある人などは、より注意が必要です。加えて、日光浴やウォーキング、筋力トレーニングなどの骨に刺激を加える運動も、骨と関節の健康のためには重要な要素になります。InformationMy PhotoHealthy Life10月8日は「骨と関節の日」カルシウムとビタミンDで丈夫な骨づくり「宮下アーチ三兄(橋)弟」

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