Labo_No.562
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北から南から日本臨床検査専門学院第50期「血液学コース」開講!日本衛生検査所協会の日本臨床検査専門学院において、第50期「血液学コース」が始まりました。今年もウェブ会議システムZoomを活用して、全国の会員検査センターの社員を対象に、9月25日(木)から12月22日(月)までの間、左表のカリキュラムのとおり20回の講義が行われます。きまわあい日本臨床検査専門学院は1979年に開設され、これまでに多くの臨床検査技師たちが学んでいます。本年度の第を務め、血液学検査を理解するための基本編から臨床編まで20カリキュラムが組まれました。それぞれのカリキュラムは、検査のエキスパートの先生方、臨床現場の専門医の方にご担当いただき、検査の専門知識はもちろん、最新の検査技術、症例を用いた検査現場の実際などの内容になっています。臨床検査技師として、自分たちが提出する検査データが、医療現場でどのように扱われ、活用されているのかを再認識して、今後の検査業務に積極的に役立てていただきたいものです。徳島県西部に位置する脇わち町は、江戸から明治時代にかけて藍の集散地として栄えた歴史ある町です。とくに「阿あ波藍」と呼ばれる藍染めは全国的に名高く、藍商人たちが全国を飛び回り、その文化を広めていきました。町を歩けば、今なおその面影が色濃く残っており、時代を超えて商人文化の香りが漂っています。町の中心部には、白壁や格子窓が連なる「うだつの町並み」が広がっています。この「うだつ」とは、家の屋根の両端に取り付けられた防火壁で、かつては裕福な家がその財力を誇示するために競って設けたといわれています。この町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、まるで歴史絵巻の中に足を踏み入れたかのような趣を感じさせます。さらに脇町は、戦国時代に築かれた脇城の城下町としても知られています。町の地形や寺社の配置などにその名残が見られ、歴史の深みを感じることができます。町内には藍染めの体験施設や資料館も整備されており、阿波藍の製法や歴史を実際に体験しながら学べるのも魅力です。近くには清流・吉野川が流れ、潜水橋などの風情ある風景も楽しめます。また、1934年(昭和9年)に建てられた芝居小屋「オデオン座」では、かつての賑わいを偲ぶこともでき、山田洋次監督の松竹映画『虹をつかむ男』のロケ地としても有名です。藍と歴史が息づく町、脇町。そぞろ歩きを楽しみながら、ゆったりと時の流れに身を委ねてみませんか。■ LABO – 2025.11岡山小豆島瀬戸内海高松坂出淡路島香川県阿波徳島観音寺美馬市脇町徳島県高知県日衛協News17f r o m N o r t h t o S o u t h地域の情報をお待ちしています!観光名所、名所旧跡、隠れスポット、人気の飲食店・土産品など、皆さまの地域の情報をお知らせください。採用の情報は本コーナーにて紹介させていただきます。第50期「血液学コース」カリキュラム(開講順) 詳しくはこちらから⇒No.1 血液検査室の管理(精度管理・安全管理)2 貧血の診断と鉄代謝 3 標準採血法と血液学検査、パニック値(クリティカルバリュー)大西宏明先生4 自動血球計数機の注意点と課題:フラッグ処理、標準化など 大川有希先生5 血栓止血検査とその標準化(サンプリング含む)6 末梢血液像、骨髄像作成、染色法から塗抹標本の見方まで  今田昌秀先生7 造血器腫瘍/リンパ系腫瘍のimmunophenotyping(flow cytometry) 中西良太先生8 リンパ系腫瘍(病態・細胞形態の総論)9 血液疾患の遺伝子・染色体検査10 血液学検査とAI、医療DXのための検査部の役割11 血友病(先天性)とVWD、自己免疫性後天性凝固因子欠乏症 橋口照人先生12 ループスアンチコアグラント(クロスミキシング含む) 家子正裕先生13 造血器(骨髄系)腫瘍(病態・細胞形態の総論)14 血液細胞形態検査の標準化:現状と課題15 症例提示による疾患の理解:リンパ腫16 スタッフの教育と血液学検査の資格認定制度(同学院,検査血液学会)  池本敏行先生17 造血器腫瘍のWHO分類18 症例提示による疾患の理解:凝固異常症19 症例提示による疾患の理解:造血器腫瘍 20 血小板減少症(免疫性血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病など)  金子 誠先生今 回 も ウ ェ ブ 会 議 シ ス テ ムZoomを使ったリモート形式で開講学術委員会の近本陽一委員長。「学習の機会を最大限に活用して、個人のレベルアップ、施設のレベルアップを図ってください」コーディネーターの金子誠先生。「多くの重要な検査情報を得ることができるはずです。ぜひ業務と両立させてください」講義に先立って学院長を務める山田俊幸先生から開講の挨拶が述べられた。「すばらしいカリキュラムです。しっかり学んでください」開講式のあと、佐藤尚武先生による第1回目の講義が行われた当時の文化や暮らしを今に伝える歴史的な町並みが残るまち、脇町うだつを上げることができるのは比較的裕福な家に限られており、慣用句「うだつが上がらない」の語源といわれている「うだつの町並み」より程近い一級河川「吉野川」に架かる潜水橋昭和9年に創建された芝居小屋、映画『虹をつかむ男 』のロケ地としても有名な「オデオン座」講義内容講師佐藤尚武先生藤原 亨先生桝谷亮太先生大石直輝先生松井啓隆先生田部陽子先生河野浩善先生新保 敬先生福島卓也先生増田亜希子先生窓岩清治先生牧 宏彰先生● 徳島県美馬市脇町アクセス車:徳島自動車道脇町ICから約10分電車:JR徳島線穴吹駅から車で約10分 四 国 支 部よ り  50期「血液学コース」は、金子誠先生がコーディネーター歴史が息づく藍のまち「徳島県美馬市脇町」

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