Labo_No.562
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・Memo・けんちん汁にそばをつけて食べる「つけけんちん」「けんちん汁」がよく食されていたことから、「けんちん汁」にそばをつけて食べる風習が生まれました。ていますが、太めの麺のざるそばを添えていただく「つけけんちん」はこの地域の独特の食べ方です。野菜をたくさん食べることができる、栄養バランスに優れている麺料理です。ちん」は食べられており、この風習は水戸藩から広がったといわれます。飲食店や家庭で広く食されていますが、新そばが出る秋から冬の、寒さが身にしみる季節には、とくによく食べられているようです。「けんちんそば」は他県でも食べられ江戸時代の後期にはすでに「つけけん▶ 朝晩の寒暖差が大きく、水はけのよい傾斜地が多い茨城県は、江戸時代からそばの栽培が盛んで、現在も関東のそばどころとして知られています。県の北部にある常ひた陸ち太おお田た市の「常陸秋そば」は、その香りのよさが評判を得て、県外にも多くのファンをもつブランド品種となっています。「けんちん汁」との相性は抜群です!茨城県は根菜類の収穫量が多く、サトイモやダイコン、ゴボウ、コンニャク、ネギ、ニンジンなどの野菜を炒め、味噌と醤油、みりんで味つけをした温かい 「つけけんちん」は、いまでも県内の出典:農林水産省「うちの郷土料理」 子どものおやつとしても親しまれている「干しいも」ど ん ど ん●本誌の文書、写真、図版等の無断転載・複製を禁じます。転載・複製をご希望の場合は本協会までご連絡ください。りんしょう犬さんスタンプ購入サイト医 食 同 源みんな使ってネ茨城県〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-28 K.I.S飯田橋2階電話(03)5805-5250(代表) FAX(03)5805-5252毎月1日発行  1部105円(発行部数36,500部)郷 土 料 理をもう一 品 !ざるそばと野菜たっぷりの「けんちん汁」を一緒に食す「つけけんちん」 「干しいも」発祥の地は静岡県で、阿字ヶ浦で暮らしていた照沼勘太郎が静岡県沖で遭難したときに目にした「干しいも」を、地元の茨城県でつくりはじめたといわれ、現在、茨城県は「干しいも」の生産量全国トップを誇ります。 「干しいも」は生のサツマイモの 4 倍近い食物繊維を含み、鉄やカリウム、ビタミン C などの含有量も多く、整腸作用や貧血予防、血圧管理、肌の若々しさを保つなどの健康効果が期待でき、低脂質なのもうれしい一面。 かき揚げにしたりパウンドケーキやシフォンケーキの生地の中に入れたりと、多彩にアレンジできます。レンコン茨城県のレンコンは出荷量および作付面積ともに全国1位で、国内シェアは 50 パーセント以上。県南に位置する霞ヶ浦周辺は豊富な水と肥沃な湿地帯に恵まれ、栽培が盛んに行われています。茨城のレンコンは、ぷっくりとした団子状で、やわらかな肉質とほんのりとした甘みが魅力。肌がきめ細かく、白く美しいのも特長です。次世代に伝えたい!栄養豊富でヘルシーな「干しいも」つけけんちん郷土料理麺

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