各支部の教育研修事業

各支部等でも、下記のような独自の教育研修事業を行っています。

近畿支部
各衛生検査所における検査管理部門及び精度管理(品質保証)に従事している人たちが、検査の標準化をはじめとする日々の活動の中で、各社の課題や問題について情報交換しその方向性を見つけ出していくことを目的に、ラボ検査研究会を設置しています。本会では、業界のレベルアップ、基準範囲の調査等について検討しています。
中国支部
施設間の是正を目的に、中国支部精度管理調査を実施しています。第1回~6回は生化学項目を中心に、7~8回は血球計算、9回~17回は血液フォトサーベイを行い、その結果報告を中国支部の月間大会で行うとともに、冊子を作成し配布しています。また、支部単独の調査結果検討会を行い、その中で検査についての情報交換を行っています。
九州支部
検査の標準化を推進し互換性ある安定したデータの提供、及び若手人材育成等を目的として、九州支部精度管理調査並びに報告会を実施していします。平成27年は微生物、26年は血液形態学の調査を実施しました。
QM研究会
関東甲信越支部会員会社の品質管理担当の有志を中心に、平成8年に設立されました。基準範囲や測定データなどの標準化、また、検査業界のレベルアップを図るため、学術知識や情報の共有、そして、検査所間測定値互換性確認のためのクロスチェック等を実施しています。現在では関東甲信越支部にとどまらず、会員外からも参画しています。